私の取り組み【1.命を守り、子育てを支える!】のご紹介① (病児保育)

私が取り組む”新しいいわき”は、大きく3つの取り組みに分類しています。
今回は、そのうちの一つ「1.命を守り、子育てを支える!」の内容についてご紹介します。

子育て世帯への支援強化

〇病児保育の周知・充実
いわき市には、病児保育(病児・病後児保育)を実施している施設が4箇所(いわき市で委託)あります。

※病児保育・・・子育て世帯の仕事と子育ての両立を支援するため、病気の回復期(回復に至らない場合でも、症状が安定していれば利用可)にあり、普段、利用されている保育所等での集団生活が困難な生後6か月から就学前までの乳幼児をお預かりするもの。受け入れる施設には看護師が常駐し、病児保育専門の保育士らが乳幼児を保育しています。受入れの可否は、医療機関の医師が判断します。
詳細は、こちら(市HP)へ。

この病児保育は、夫婦共働き世帯にとって、とても有難い・助かる制度です。
子育て世帯の方はよく経験があると思いますが、子ども(特に保育園児などの未就学児)はよく発熱・風邪を引きます(本当に突然。。。)。更に、深夜や早朝に症状が出ることが多いため、急遽祖父母に子の面倒をお願いすることが難しい場合も多々あります。
しかも、新型コロナウイルス感染症の発生以降、保育園等では風邪症状のある児童の受入れについては、園内での感染症まん延を防止するため、より慎重に判断をしている施設も少なくありません。

「(夫婦の)どっちも今日(または明日)は大事な用事があって休めない。。。」
「今は繁忙期で、何日も休むのは難しい。。。」
このような時に大変助かるのが、病児保育です!(我が家でもよく利用させていただいております)

上記のとおり、病児保育を実施する施設では、医師の診察により、受入れが可能と判断されれば、風邪などの状態にある乳幼児を預かってくれます。そのため、いつも通わせている保育園等と同じように、(仕事を休むことなく)子どもを預け、仕事に行くことができます。

病児保育の内容はざっと以下のとおりです。

・利用方法:予約制で、利用にあたっては医師の診察が必須(医療機関を受診する前に、病児保育の実施施設に空き枠があるか、事前に確認が必要です。)
・利用時間:平日の8:30~17:00まで
・利用料金:無料!(ただし、昼食やおやつは持参)(1日あたり1,000円など、有料としている自治体も少なくない中、無料は大変ありがたい!)
・利用期間:最長で連続7日間の利用が可能(1回の申込あたり)

このように、現行でも非常にありがたい制度ですが、子育て世帯の方にとって更に助かるものとなるよう、ヘビーユーザーの私が実現したいことがあります。それは・・・

①病児保育の制度について、更なる周知に取り組みます!
②利用時間の延長に取り組みます!

③受け入れ可能数を増やすことに取り組みます!

①についてですが、私は、保育所等に関する業務を担当する「こども支援課」に配属となるまで、この病児保育の制度・取組み事体、知りませんでした(もちろん、利用したこともありませんでした)
市でも、周知については様々な取組みを実施していますが、私と同じように、この制度を知らない子育て世帯は少なからずいると考えていますので、この大変ありがたい制度をもっと広く知っていただく、そして必要なときに利用いただく、ということに取り組みたいと考えています。

②についてですが、フルタイムで就業している場合、17時までの利用時間では、仕事の都合上お迎えに間に合わない、早退(時間休)が難しい等の理由で、利用を断念せざるを得ない方もいるのでは、と感じています
そのため、施設の負担増、保育士等の人員の確保などの課題はありますが、通常の就業時間終了後にお迎えに行っても間に合うよう、利用時間の延長に取り組みたいと考えています。 

③についてですが、市では、エリア(大まかに東西南北)毎に1施設ずつとなるよう、病児保育施設を確保しています。
しかし、エリアごとの乳幼児人口や施設ごとの受入れ可能人数の違いもあるため、エリアによっては予約数が多かったり、1日あたりの受入れ可能人数が多くないなどの理由で、「使いたいときに使えない」といった問題も生じています。
そのため、施設別の年間利用人数やエリア毎の乳幼児人口などを踏まえて実施施設数を増やす等、本当に必要な方が利用できるような環境整備に取り組みたいと考えております。

この病児保育は、仕事と子育てを両立するための、大変ありがたい制度です。上記の取組みを実現するためには、予算の確保も含め、解決すべき課題は少なくありませんが、この制度がもっと市民の方にとって有益なものとなるように取り組んで参ります!
そして最後に、病児保育の施設の皆様、いつも受入れに御尽力いただきありがとうございます。大変な業務ではありますが、どうか今後とも何卒よろしくお願いいたします。    

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この記事を書いた人

草野 大輔